またも出ました国産イタリアンジュエリー、ポンテベッキオ!
どうです、お洒落でしょ、可愛いでしょ、そしてお安いでしょ?
もうじきクリスマス。こういうのを彼女や奥さんに送っといたら一年間、無事、無病息災に暮らせるよ。
さて、ポンテベッキオさんの説明は前にブラックダイアのリングをご紹介した際に行いましたのですが、ご覧になってない方のために、おさらいという事での、はいコピペ。
大量生産される国産ジュエリーブランドの場合はやはり洒落た横文字風の、欧米か?と突っこみを入れたくなる名前が多く見受けられます。その欧米風ブランドネームの代表格がこちらのポンテヴェッキオさん。
こちらの名前は、皆さまご存じイタリアはフィレンツェの観光名所、ヴェッキオ橋の名前そのもの。橋の上には多くの商店が立ち並び、商店街を形成いたしておりまして、数多くの宝石屋が軒を並べているそうでございます。
こうした、海外の宝石のメッカ、名所をブランド名に取り入れた日本の宝石ブランドの先駆けは、パリのヴァンドーム広場に因んだヴァンドーム青山さん。ヴァンドーム広場と東京の青山が合体したような、いかにも田舎者の憧憬を誘う、洒落たイメージではございませんか。
このポンテヴェッキオ、伊達に名前だけイタリアンな訳ではない。そのデザインは海外のブランドに伍して一歩も引けを取らない、完成度の高いもの。直営店の内装も非常に洒落ていて、図らずも一般消費者は海外のブランドと勘違いしてしまって、結局最後まで分からずじまい。
さて、こちらのお品なのですが、小さなボールが連なって出来たホワイトゴールドのリング。まるでミスタードーナツのポンデリングの様なポンテベッキオのリング。ややこしい。そのリングの上半分のボール部分にはそれぞれ小さいメレダイアが4本の小さな爪によって留められ、そしてその爪の間には、ミル打ち状の細かい細工が施してある。ダイアモンド1個の大きさが約0.017キャラットと言いますから、直径がだいたい1.6ミリほどの細かさ。
その小さいダイアをば、この微細な細工によって綺麗に横一列に並べている。この細かい細工、日本人ならではの繊細さを感じますね。レール留めや普通の爪止め、フクリン留めの並びがほとんどと言って良いこういった一文字タイプのリングで、このデザインは珍しい。
突飛なデザインではないのに人の眼を奪う新鮮さがございます。まさにこの点において伊達にイタリアンを名乗っているわけじゃないって感じの矜持というものを感じさせますね。
宝飾品不況が続く昨今、各メーカーしのぎを削って感度の高い、造りのしっかりしたものを作ってサバイバルに打ち勝とうとするする姿が、この商品一つからも見てとれますね。
頑張れニッポン!
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