質屋でお金を借りられる?質屋でお金を借りる方法や金利について徹底解説

質屋というと、皆さんはどのような店だと思われるでしょうか。リサイクルショップと似ているようで、システムがなんだか難しそうで、なんとなく行きにくいイメージをもたれているかもしれません。質屋のサービスの1つに、お客さんの持ち込んだ品物を担保に、お金を貸すサービスがあります。そこで今回は、質屋でお金を借りる時の、金利について詳しく解説していきましょう。

1.まずはおさらい!「金利」とは?

質屋でお金を借りる方法についての話に入る前に、まずは「金利」とはどのようなものなのか、おさらいしましょう。

1-1.「金利」とは?

金利とは、お金を借りた側が、貸した側にお金を返済する際に、借りたお金にプラスして支払う金額の割合です。たとえば「10%の金利」で10万円を借りた場合、返済の際には、元金10万円にプラスして、10万円の10%に当たる1万円を支払います。つまり、借りたのは10万円ですが、返す際には11万円になるでしょう。

1-2.「利子」との違いは?

金利と似た言葉に「利子」があり、区別がつかない人も多いのではないでしょうか。利子とは、お金を借りた側が、貸した側に借りたお金にプラスして支払う金額のことです。

先ほどの例でいうと、10万円を10%の金利で借りた場合、利子は1万円になるでしょう。利子は、借りた学に金利をかけて算出されます。金利は「割合」、それによって算出される額が「利子」というわけです。

1-3.「利息」との違いは?

利息もまた、金利や利子と区別のつかない言葉でしょう。利子が借りた側から見て「元本にプラスして支払うお金」なのに対し、利息は借りた側から見て「元本にプラスして受け取るお金」だと、使い分けます。支払うのが「利息」、受け取るのが「利子」というわけです。ところが最近では、このような使い分けはせず、利子も利息も同じ意味で使われることが一般的になりました。

それでも、カードローンの借入では、「利息」が使われています。その他、貸金業法や銀行法でも「利息」が使われるものの、金融機関の預金などでは「利子」と呼ばれることもあります。

2.質屋でお金を借りられる?質屋でできることとは?

質屋を普段利用しない人は、質屋がどのようなところかわからず、入りにくいと思われるかもしれません。そこでここからは、質屋でどのようなことができるのかをお話ししていきます。

2-1.買い取り

不要になったものを買い取ってもらい、お金に換えられるのが「買い取り」です。質屋というと、ブランドバッグや腕時計、ジュエリーや宝石など高額なものしか買い取り対象でないと思われがちです。ところが実際は、楽器や電化製品、カメラや携帯電話、着物や衣料品などさまざまなものを買い取りしてもらえる質屋が少なくありません。この「買い取り」は、リサイクルショップと同様のサービスだといえるでしょう。

2-2.質預かり

質預かりとは、自分のものを質屋に担保として預けることで、お金を借りるシステムです。預けた品物によって査定により借りられる金額が異なるので、多く借りたい人は時計やバッグなど高価なものを預けることが多いでしょう。品物を預けてお金を借りることは、「質入れ」といいます。

この時、質屋でお金を借りる特徴として、期限内に返済すれば預けたものが手元に戻ってくるのです。そのため、高価なものだけれど手放すのは迷っているような、大切なものを質入れすることが多いでしょう。また、期限内に返済できない場合には、品物は手元には戻らないもののお金を返済する必要はありません。質入れした品物は「質流れ」となり、質屋で販売されます。

さらに、返済できない場合にも、取り立てがないのも大きな特徴です。質屋側は、返済されなくも質入れされた品物が残れば融資金は回収できるので、損することはありません。

3.質屋の金利は高いって本当?質屋の金利を解説

質屋の金利は高いといわれているのは、本当でしょうか。質屋の金利について解説していきます。

3-1.質屋に質入れした際の金利とは?

質屋に品物を質入れしてお金を借りた際の金利は、「質屋営業法」という法律で定められているのはご存知でしょうか。民法で定められた法定金利とは異なり、高い金利の認められているのが特徴です。具体的には、「最大年利109.5%」定められています。これは、月利に換算すると、9%になるでしょう。

消費者金融の年利が「貸金業法」で「最大年利20%」と決められているのに対し、5倍近くも高い金利です。それは、なぜなのでしょうか。質屋は、基本的に3か月という短い期間で返済されるのを想定しているため、高い金利にすることが許されているのです。質屋では基本的に、3か月という一定期間を過ぎれば、貸したお金は返さなくていい代わりに質入れした品物が質流れ品として売却されます。そのため、質屋において長期間高い金利でお金を貸すことは、原則的にないのです。

3-2.実際の質屋の金利は?

質入れして借りたお金には、金利が掛かります。多くの場合、利子は「質料」「手数料」などと呼ばれることが多いでしょう。質屋は、「月利」が採用されていて、月利と借り入れた金額から、ひと月当たりの利子が計算できます。

月利は、借り入れる金額によって違います。一般的に、借り入れる金額が少ないと、月利が高めに設定されている質店が多いでしょう。質屋営業法では最大年利109.5%と定められているものの、実際は質屋によって金利が定められています。そして近年では、低金利を売りにした質店も多くあります。

3-3.質屋の金利の特徴は?

銀行でお金を借り入れた場合にも、金利が科されます。その際の金利は、社会情勢や景気よって上がることも多々あります。その点質屋の金利は、上がることはありません。

3-4.質屋の金利の計算方法は?

たとえばA質店の月利が借入額5万円なら4.0%、10万円なら3.0%、50万円なら2.0%、100万円なら1.5%となっているとします。この場合、5万円借り入れたら「5万円×4.0%=2千円」となるので、1か月後には利子が2千円になることがわかるでしょう。

4.質屋でお金を借りるメリットとは?

質屋の金利はカードローンなど他でお金を借りる場合より、かなり高めに設定されています。それでは、そのような質屋でお金を借りるのに、メリットはあるのでしょうか。

4-1.審査なしで借り入れ可能

質屋でお金を借りたい場合には、質入れする品物を査定してもらえば、その場でお金を借りられることです。身分証の提出は必要なものの、審査などもないので、専業主婦や無職の人が借りるのにも向いているでしょう。その場でお金を借りられるので、急ぎでお金を用意したい人にも安心です。

4-2.返済の催促がない

質屋で借り入れる場合、万が一返済が遅れてしまったとしても、取り立てされることは一切ありません。

4-3.質入れしたものを手元に戻せる

リサイクルショップなどの買い取りとは異なり、質入れした品物はお金を返済すれば手元に戻ってきます。大切なものや手放すか迷っているものを元手にお金を借りても、取り戻したくなったら返済すれば手元に戻ってきます。迷っているなら、買い取りにせずとりあえず質入れを選ぶのも手でしょう。

5.まとめ

質屋では、品物を担保にしてお金が借りられます。質屋の金利は高いといわれ、たしかに銀行などと比較して高いものの、質屋での借入はおもに3か月以内の短期間です。短期間で返済が終われば、たとえ低金利でもだらだらと長期間借り入れしているよりは、トータルの返済額は多くならないといえるでしょう。

「株式会社マルヨ」は、昭和32年創業の老舗質店です。確かな目利きによってお客様の持ち込んだ大切なお品物を査定し、ご融資もおこなっております。金利は20万円以下なら月5%、20万円~50万円未満なら月4%、50万円~100万円未満なら月3%、100万円以上なら月2%に設定しております。2万円以上ご融資した際10日以内にご返済いただけました場合には、金利を半額にするサービスもありますので、ぜひお気軽にご来店ください。

#質屋 #金利 #借り入れ

針中野の質屋マルヨなら、質預かりも買取もできます!
無料査定も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
LINEでの査定、Instagram上でも随時最新情報配信中です!

大阪市東住吉区鷹合2-16-13
【営業時間】9:30~19:00 【定休日】毎月7、12、17、22、27日